起きて、生きて、寝て、起きて、生きて、寝て、
そんな単純な作業なのに、
人それぞれの彩は大きく違ってくる。
登らなければいけない長くて大きな階段を前にして、
うわぁ大変だな、と思う。
すぐに登りきるのは不可能で、どれくらいかかるんだろう、
疲れるんだろうな、
それでも、
一段一段無心で登って行って、ふと後ろを振り返ると、こんなにも上まで登っている事に喜びを感じて、また一歩一歩地味な作業を繰り返す。
そんな感じ。
振り返った景色は人それぞれで、地味な毎日の繰り返しの果ての景色。
ゴミが落ちていたり、枝が折れていたり、
いいことばかりじゃなくても、
最終的に【 キレイだな 】と思える景色でありたいな。
自分が【 キレイだな 】と思える景色は何だろう。
なんとなく分かっている。
そこに向かえている過程にいるとは思う。
ダメダメだけど、手こずらせるけど、そう思う。