Amazonプライムで映画【 沈黙 】を再鑑賞した。
これは2017年に公開された映画で、
大好きな作家・遠藤周作さんの同名の小説が原作。
最初に映画化されると聞いた時は、
こねくりまわされて日本側の一方的で高圧な〝悪”に扱われたら嫌だな、と思っていた。大好きな作家の代表作が汚されたら堪らないな、と思っていた。
遠藤周作さんは、私の中で頂点にいる作家だから。
だから、当時公開されると直ぐに劇場まで足を運んで鑑賞した。
感想としては、原作の色を汚さない作品になっていて、
チンケな自分の心配などお門違いだって分かった。
巨匠であるマーティン・スコセッシ監督は、遠藤周作さんと会われており、自らもこの作品について熟考され、
製作まで28年もの日々を費やし、作り上げられた映画の世界観は
まさに【 沈黙 】の舞台だった。
極力、原作を第一にしているのが伝わった。
ただ、原作にはない最後の場面はいらないかな。
その描写がなくても、
なんとなく推測出来るものだと思うから。
けれど、
最後の描写がなければ、映画化は不可能だったのかな、なんて。
小説の【 沈黙 】は、何度も手に取っている作品で、
最初に読んだ時は最終章の場面で、
背中にバケツか何かでバサッ!と冷たい水を掛けられたみたいだった。
心が震えた。
キリスト関係の皆様からは、賛否両論ある場面だけれど、
私は、この神様を信じられる、と強く思えた。
映画【 沈黙 】は鑑賞後も余韻が残り、
もう一度観たいと願っていたので、
Amazonプライムさんには、感謝の気持ちです。
有難うございます。
ところで、この映画【 沈黙 】を鑑賞した時の私は、
子供たちにブチ切れて、プチ家出をした時だったなぁ。
黙って実行すると大事になるので、
夫には「帰りたくない😢」と事前報告をして、
2泊ほどホテルに宿泊したっけ((+_+))。
私がいないとなって、子供たちは至極真面目に行動したっけ~~。
したっけ~~~。
その時には別にもう一作品鑑賞したんだけど、
これはあんまり面白くなかったな。
( *´艸`)何かは言わないけど。